心に残る授業
おはようございます。㈱トキワの左治木です。心に残る良い話を聞きましたのでご紹介させていただきます。
西洋と東洋の医学を融合させ、副作用のない根治療法を視野に新薬を開発する薬剤師のYさん。高校時代の理科の授業が、薬学の世界へ背中を押しました。Yさんは幼少期から皮膚の病があり、薬剤師の母は副作用の強いステロイドに頼らず、漢方による長期的な体質改善の処方を施しました。そんな母に感謝はしていたものの、日々付き合ってきた薬には嫌気を感じていました。ある日「一枚の紙の中に雲や太陽が見えますか」というテーマの授業がありました。理科の先生は、「紙の原料は樹木で、樹木は水によって育ちます。その水は雨がもたらし、雨を降らせているのは雲で、雲をつくるのは太陽です」と説きました。Yさんは、「人間も含めて、生あるものは、色々な関わりをもって生きている」ことに感動し、{自分も、母や薬のおかげで生かされている}と気づいたのです。授業の中で「祖先からの命の連鎖によって生かされている」との先生のメッセージに、さらに心打たれたYさん。{自分も両親に感謝し、薬を必要とする子供たちの助けとなりたい}という使命感が高まったのでした。
今朝のニュースにもありましたが、親の身勝手な行動で幼い命が奪われています。昨日のニュースにもありましたが、両親が子供がご飯を食べるのが遅いからと言って殺めてしまう。こんなことがあってよいのでしょうか?腹が立って仕方ありません。「景気が悪いのは世間のせいだ」というすべてを他人のせいにしてしまう身勝手な大人が増えています。もっと自分自身を大切にし、家族があるから自分が生かされているんだという気持ちを持ってほしいです。私も、6歳と4歳の子供がいます。この子達のためならと思うのが親としてあたりまえのことです。子供の命を奪うなんて「ふざけるな」と言ってあげたい。