だるまの目入れはどちらから?
おはようございます。㈱トキワの左治木です。今日のお題。
だるま祈願の際には、まず片目をいれて、「開眼」させるのが慣わしです。だるまの左目(向かって右)より目を入れ、願い事が成就したのちに右目を描きいれます。古来、天皇が儀式などを執り行う際には、南向きに座りました。巨下の位置は天皇から見て太陽が昇る東側の方向(左側)を上位として考えられており、だるま祈願の目入れも、それに従って左目から入れるのです。仏像や仏画にも「開眼」の儀式はあり、目を閉じて魂を迎え入れることに深い意味合いがあるそうです。
人によっては、両目を入れて目標(願い事)がもっとよく見えるようにとやる方もいるそうですね。