娘の姿
おはようございます。㈱トキワの左治木です。今日のいい話。
Mさんは、出勤前のひと時、仏壇の前に座るのが日課です。ある朝、いつものように手を合わせていると、なにやら右隣でごそごそと動く気配を感じます。ハッと目を開けると、まだ一歳にならない長女がちょこんと座り、不器用に手を合わせているのです。<教えていないのに、親の姿を見て子供は素直に真似をするんだ>と、Mさんは我が娘の曇りのいない表情に感動しました。乳幼児の知能の発達は、大人に比べて数十倍ともいわれます。それは、素直に物事を見聞きして、そのまますんなり受け入れることことができるからでしょう。私たちは、成長するにつれ、様々な知識を身につけていきます。しかし、成長するに従い理屈ばかりが先行し、素直に実行する気持ちは薄れ、自分のスタイルを頑なに守ることで、多くの向上する機会を逃しています。学ぶとは、「まず真似ること」です。有意義な学びとなるためにも、謙虚で素直な心でありたいものです。
我が子4歳の娘は、夜いつも洗濯物をたたんでくれています。お母さんがやっているのを見ていていつも間にか、ほぼ毎日やるようになりました。「お父さん見て」とほめて貰いたくて一生懸命やっている姿は本当にかわいらしいものです。わが子を見て心洗われています。