変わり行く慣習

おはようございます。スモリの家の左治木です。気になった記事を書きこみます。

飲料水を購入する際、ペットボトルを選ぶ人は多いでしょう。日本で500ml以下の容量のものにペットボトル使えるようになったのは、平成8年のことです。当初は、会議などで個別に配られるペットボトル入りのお茶には、コップがつけられたものでした。それまで一般的には、ビンに口をつけて飲料を飲む、いわゆる「口のみ」は下品とされていたからです。それが、わずかな期間のうちに、私たちは人前でも平気でペットボトルから「口のみ」をするようになりました。手軽に持ち運びができるペットボトルは、熱中症対策の水分補給にも役立つなど利便性も多くあります。その一方で、日本人の美徳である恥じらいの所作が失われていくことを嘆く声も聞こえてきます。私たちの伝統や文化は、意外と早いサイクルで変わっていくのかもしれません。変化を受け入れつつ、良き慣習も失うことのないよう、過ごしたいものです。

私自身も何気なくお建前のの時にお施主様からいただいたペットボトルのお茶を、平気で口にしていたことにハッとしました。かといって、紙コップを使えば無駄になります。せめて人前では遠慮していただくよう心がけたいものです。

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