気の緩み
こんにちは。㈱トキワの左治木です。今日のお題「気の緩み」
サラリーマンのMさんが、年度始めの歓送迎会で経験した出来事です。一次会を終えて二次会に誘われたMさんは、同僚や先輩と気兼ねなく語らい。楽しくお酒を飲んでいました。しばらくすると、先輩の中でも一番の年長者が、自らの何十年という職場経験を滔々(とうとう)と語り始めました。勉強になる話しもたくさんあったのですが、だんだん聞くに堪えない他人の批判や、会社にとっての秘匿情報をペラペラと話し始めたのです。当然、座は興醒めし、その場にいた一同は、何ともやり切れない思いになりました。普段は無口で温厚なその先輩の豹変ぶりに、Mさんは<お酒の場というものは、人に気を緩ませるものだな>と思い、自分自身の気を引き締めたといいます。たとえ無礼講の場であったとしても、職場人として決して言ってはならないこと、やってはならないことがあります。心の緩みは「致命傷」ともなり得ます。一度口から出た言葉は元に戻せません。職場やプライベートにおいて、言動に注意し、その質を高めていきたいものです。
お酒の席は楽しい反面、とても怖い部分もあります。私も同級生と飲むお酒が一番楽しいですね。