愛煙家の反省
こんにちは。㈱トキワの左治木です。
A市で電気店を営む愛煙家のF氏には、高校生から幼稚園児まで六人の子供がいます。自宅では子供の健康に悪いとの理由で、喫煙禁止という家族間のルールがあります。喫煙をするために、氏は近所の喫煙ゾーンへ出向きます。A氏では、路上喫煙禁止の条例があるため、外で喫煙する場合、市が設置した喫煙ゾーンに行かなければなりません。その不自由さから、外でタバコを吸うたびにストレスを感じていたF氏でした。喫煙ゾーンで一服していると、小学生が描いた街の美化活動のポスターが目に入りました。「吸殻は灰皿に、ポイ捨てはやめましょう!」と書いてあります。F氏は、<自分が街でタバコを買ってやっているから、その税収で街も学校も潤っているんだ。子供のくせに生意気だ>と苛立ちと責め心が湧きました。帰宅後、小学生の息子の「パパ、今日、学校のクリーンアップ活動で、ボク、タバコの吸殻を二十本以上拾ったよ」との言葉にハッとしました。喫煙とは無縁のはずの我が子の言葉から、喫煙者本位でいた自分を恥じたF氏でした。
車を運転していても、車の窓からタバコをポイ捨てする人をよく見かけます。自分の出したゴミさえ、まともに処分できない大人が本当に情けないですね。自分の家の庭にタバコの吸殻が落ちていたらどう思いますか?もっと考えて行動してもらいたいですね。