小さなエンピツ
おはようございます。スモリの家の左治木です。今日のいい話。
大手スポーツ用品メーカーの総務部に勤務して2年目のKさんは、社内で物を大切に扱うことで有名です。電話連絡のメモ帳は広告の裏紙を使用し、社内便には必ず使い古しの封筒を使用するなどあらゆるものを有効利用します。Kさんには「エンピツくん」という愛称があります。エンピツが自分の小指よりも小さくなっても、専用のグリップに装着して大切に使ってることから、その名がつけられました。Kさんは、幼い頃、祖母から「物を大切にしなさい」「使えるものは最後まで使うと物も喜ぶのよ」と教えられ、それが身に滲みついているというのです。かつては、Kさんの短いエンピツを見た先輩たちから、「よくそこまで短くなるまで使えるなあ」と冷やかされました。しかし、いつしか「小さなエンピツ」に象徴されるKさんの物への接し方は、尊敬を受けるようになったのです。皆さんは家庭や職場で、物とどのように接しているでしょうか。一本のエンピツ、一枚のコピー用紙も大切に扱い、物への感謝を深めていきたいものです。
最後まで物を使い切りましょう。弊社でもコピーの失敗用紙は裏刷りとして使っています。物を大切にする気持ちが一番大切です。それが、お客様の大切な住まいへの配慮へとつながります。