「やっているつもり」

おはようございます。㈱トキワの左治木です。今日のお話。

朝寝坊による遅刻が多いことで、社内でも有名なEさん。ある日の朝も始業時間ぎりぎりに出社し、心の準備ができないまま朝礼に臨みました。ところが、その日のEさんは朝礼の進行係でした。何とかなるつもりで進行しましたが、伝えるべく連絡事項も言えず、オロオロするばかりでした。朝礼後、上司のN部長が「おまえは会社を何だと思っている。連絡事項もスムーズに伝わらず、一日のスタートが台無しだ」と厳しく叱責したのです。普段は温厚なN部長の大声に、Eさんはショックを受けました。<朝、きっちり起きる>と一瞬は決心するものの、本気ではなかったこれまでを反省したのです。Eさんは、この日を契機に「自分に甘い態度」を払拭。朝起きを実行するようになり、仕事においてもメリハリを持って行動できるようになりました。日々の職務の中で、「やってるつもり」という落とし穴はまることがあります。<形だけ当たり障りなくやっていて、中味が伴っていないことはないか>と、朝起きした瞬間から自己を律する姿勢が大切ですね。

どうしても、毎日同じ生活をしていると、だれてきてしまいます。自分自身は一生懸命やっているつもりでも、人にはだらけて映ってしまう場合もケースもすくなくありません。いつも行動に目的・テーマを持って臨みたいです。

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