先輩からの助言

おはようございます。㈱トキワの左治木です。「先輩からの助言」

飲食店で店長として働くM氏が、他の支店で店長として働く先輩と、食事をしたときのことです。M氏は所属支店の業績が振るわないことを打ち明けました。すると先輩は、「M君は電話の声が暗いよ。会って話すときには感じないけど、電話では<機嫌が悪いのかな>と思うことがあるよ」と指摘しました。さらに、「職場の雰囲気を暗くしている面もある。まずは電話を含めて、声の調子を明るくしてみたらどうだろう」と助言しました。良い話題は気軽に言えても、苦言は言いにくく、とりわけて基本的な事柄は年齢を経ると言われなくなるものです。だからこそ、周囲の助言に基づいて行動することは、今までになかった自己を発見できる場合があるものです。最初は戸惑いを覚えたM氏でしたが、「先輩もあえて言ってくれたのだ」と思うと、感謝の念が湧いてきたのでした。「思いがけない指摘にこそ宝あり」と心して、先輩や同僚など周囲の助言を活かしていきたいものです。

相手を思えばこそ注意してもらえるのです。相手の注意を快く受け入れたいものですね。

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