天職との出会い

おはようございます。㈱トキワの左治木です。今日のお題。

「アンパンマン」の絵本の作者である、やなせたかし氏は、六十歳を過ぎてから、<子供の本を描くことが自分の天職である>と思えるようになりました。それまでは、デザインや漫画を描きながら、何をやるべきかと迷っていたそうです。やなせ氏は「すごい満員電車でもずっと降りずにいれば、ある時、席は空くんです。僕なんて終点近くでやっと座った」と自身の生涯を表現します。やなせ氏は、たとえ天職に出会えなくても、それはそれでよく、何かを求めながら生きていくことが大事だと説きます。私たちが、いつ、どのような形で天職と出会えるのかは予測できません。しかし、自ら出会いを求めない限り、天職を得ることはないのです。まず現状の仕事に対して、ただひたむきに打ち込んでみることです。その道のプロフェッショナルとなるべく、深く追求し続けましょう。天職との出会いを信じ、探しも求め、今を一所懸命に生きるのです。そうすることにより、自ずと「自分は何のために働いているのか」が見えてくるはずです。

私自身今の仕事が天職なのか?と聞かれても他の仕事をしたことがないので何ともいえません。しかし、仕事をいていて自分がお施主様と考えた家が完成し、お施主様の笑顔を見たときに、何ともいえない喜びが湧いてきます。仕事が楽しいことは間違いありませんね。

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