悲しみを乗り越えて

おはようございます。㈱トキワの左治木です。今日のお話。

バンクーバー冬季オリンピックのテレビ放映を見ていたAさんは、女子フィギュアスケートのジョアニー・ロシェット選手の演技から目が離せませんでした。ロシェット選手は、応援に駆けつけた母が急死するという悲しみを乗り越えて、試合に出場しました。気丈に演技をするロシェット選手を見て、Aさんは「自分だったら、リンクの上に立つことさえできない」と思いました。なぜなら、数年前にAさんも母を亡くしていたからです。当時は悲しみのため、毎日ただ泣いていました。今でも母を思うと、何もできなくなるそうです。しかしAさんは、ロシェット選手が試合後のインタビューで<ママの応援のお陰で頑張れた>と言っているのを聞いて、思いを改めました。<私の心の中にはお母さんがいつもいる。悲しんでばかりではいけない>と誓ったのです。人は誰しも、精神的に弱くなるときがあります。苦境に立たされている時は辛いものですが、それでも前にすすまなければならない場合があります。<私には支えてくれる〇〇がある>と心に留めて、少しずつでも歩んでいきましょう。

本当に困ったときに手を差し伸べてくれる人は必ずいます。それは、家族だったり・恋人だったり・学校の先生だったり・会社の同僚だったりと。その人たちの笑顔を思い浮かべれば一歩前に進めますよね。

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